富士登山のトレーニング効果

富士山登山の2日後になって脚全体、特に脹脛が筋肉痛になった。急斜面の登りはその一歩一歩がカーフレイズのようなものだ。登りだけでも数時間、脹脛にある速筋も遅筋も十分に鍛えられたに違いない。登山とトレイルランを比較すると、シューズ、ウエア、リュック重量等に差はあれど、同じ斜面を登るのに使う筋肉に違いはない。

登るにつれて牛歩になったのは、斜度と空気の薄さと両方のため。薄い空気の中での長時間の運動は持久力をつけてくれる。心肺能力の向上すると、少ない酸素を最大限に利用して運動を継続する能力がつく。高地トレーニングの効果は、赤血球増量を通して最大酸素摂取能力が高まり、全身持久力が増大することにある。標高の高い山に登ることは、他では得られない効果が得られる。

下山も遅すぎた。つま先が痛いこともあったが、脚が体重を支えられない状態であった。使われる筋肉はスクワットで使う筋肉、大腿四頭筋あたり。下山ではスピードがつけばつくほど身体を支えるのに体重以上の力が脚に加わる。登りで疲弊した脚がそれを支えることが出来なくなっていた。スピードを抑えるために自然とストライドもケイデンスも小さくなった。普段のランでも下り坂は脚に体重以上の負荷をかけるチャンス。

富士登山須走ルート(20/24) 富士山頂(浅間大社東北奥宮)到着 (Mt.Fuji, Subashiri)